【2025年最新版】海外赴任・駐在・帯同者必見!日本の携帯電話(スマホ)はどうする?徹底解説

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駐夫
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海外赴任・駐在(の帯同)が決まると、日本の携帯電話(スマホ)の契約をどうするのか?悩みますよね。自分が悩んだ時に検討したことをまとめました。

検討事項としては以下です。

検討事項
  • 日本の携帯電話(スマホ)の契約は解除?維持?
  • 維持するならどの携帯キャリア?
  • 海外赴任中に携帯電話番号を維持する際の注意点は?
駐夫
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駐夫は、日本の携帯(スマホ)を維持して「楽天モバイル」と契約しました。

日本に電話する機会が多く、無料で携帯電話や固定電話に電話ができる「Rakuten Link」が大活躍しました。

また、「楽天市場」(実家などへのプレゼント、一時帰国で米国に持って帰るものなど)で頻繁に買い物するため、「楽天カード」と「楽天モバイル」を利用することで、「楽天ポイント」の還元率も高くなるため、携帯料金を節約できます

駐夫の選択
  • アメリカで現地の通信会社と契約
  • 日本の携帯電話(スマホ)の契約は「維持」
  • 維持するなら「楽天モバイル」(自治体、税務署などに「Rakuten Link」経由で無料通話するため)
  • 楽天市場、楽天カードを使って貯まった楽天ポイントを携帯の支払いに利用

駐夫
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アメリカは電話(通話)社会です。病院、レストランなどの予約を始め、ネットではなくて「通話」そして「受信」が発生します。そのため別途、現地の通信会社との契約は必須です。

 

検討事項①日本の携帯電話(スマホ)の契約は解除?維持?

駐夫
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日本の携帯電話(スマホ)の契約解除するメリットとデメリットは以下です。

■契約解除の場合

メリットデメリット
【節約】日本の携帯の維持費用が発生しない【手間】日本の携帯番号を二段階認証に利用している場合、すべてのネットサービス(SNSなど)の設定を日本にいるときに解除・変更が必要(変更しない場合、ログインや利用不可になる可能性も)
【手間】日本に一時帰国する場合、都度通信サービスを契約
駐夫
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「ログインが必要なネットサービスを使っていなかった人」で、「日本に数年に一度しか帰らない人」は契約解除でも問題ないかと!

日本の携帯電話(スマホ)の契約を維持するメリットとデメリットは上記の反対です。

■契約維持の場合

メリットデメリット
【手間】日本の携帯電話番号を登録しているネットサービス(SNSなど)の設定変更が不要
【手間】日本に一時帰国する場合、契約している通信サービスをそのまま利用可能
【節約】日本の携帯の維持費用が発生
駐夫
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金融機関など、一部のインターネットサービスでは海外の携帯電話番号に変更できないケースもありますので十分に調べてから契約解除してください。

検討事項②日本の携帯電話(スマホ)を維持するならどの方法?どの携帯キャリア?

駐夫
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日本の携帯電話(スマホ)を維持する方法は、「休止サービス」「格安SIM」「海外からでも利用できるキャリア」複数あります!

■「休止サービス」「格安SIM」「海外からでも利用できるキャリア」の中から選ぶ

メリットデメリット
1)休止サービス
※NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク
※期間は最長5~6年
・日本で使っていた時の「電話番号」「メールアドレス」の維持のみが可能(有料)・維持が目的のため、「通話」「メール」「データ通信」「SMS」などは利用不可
・手続き費用、月額費が発生
2)格安SIM
※Povo、HISモバイル、日本通信SIM
・比較的安く「電話番号」が維持可能
・ローミング「オン」にすると「SMS」も無料で受信可能
・一時帰国時、多少の手間はあるが利用可能
・海外でデータ通信不可もしくは高額
・日本に電話する場合高額
3)海外から利用できるキャリア
※楽天モバイル
・格安SIMと比べると高い
・ローミング「オン」にすると「SMS」も無料で受信可能
・一時帰国時、手続きなしで利用可能
・海外で毎月2Gまでデータ通信可能(赴任直後の現地通信未契約時、現地通信ネットワーク不良時に活躍)
・「Rakuten Link」を使えば無料で電話が可能

1)電話番号・メールアドレスを維持できる「休止サービス」

休止サービスは、申し込んだ時点から「通話」「データ通信」が利用不可海外で「SMS受信」も不可

駐夫
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休止サービスは、「NTTドコモ」「KDDI」「ソフトバンク」で提供していますが、赴任や駐在期間が短く、一時帰国をする場合、休止サービスのメリットは少ないと思えます。

・楽天モバイル(海外で2Gまでデータ通信可能):年間12,936円

・ソフトバンク(休止サービスで一番お得):年間5,148円

・楽天モバイルとの比較で、ソフトバンクが約7,800円お得。但し、他社から楽天モバイルに乗り換えれば、楽天ポイントが付与されて金額差はほぼナシ。また、楽天カード経由でスマホ料金を支払えば楽天ポイントが毎月付与されるため、金額差はもっとなくなる

 

手数料(※1)月額料金料金(年)期間
NTTドコモ
※ahamoは利用不可
3,850円
※「ドコモオンライン手続き」経由の場合は1,100円
・電話番号
440円(税込)
・メールアドレス
110円(税込)
・店舗経由:10,450円
・ドコモオンライン経由:7,700円
※2年目以降は6,600円
最長6年間
KDDI3,850円409円8,758円
※2年目以降は4,908円
最長5年間
ソフトバンクなし429円5,148円最長5年間

※金額は税込
※1:休止後の再利用は、手数料は無料

<画像:NTTドコモ「長期間利用されないとき(海外赴任・留学など)の電話番号保管・解除」より>

 

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ソフトバンクのWebサイトでは、「保管解除した同一請求月内に再度保管することはできません。」と書かれています。例えば、一時帰国(例:4月)の際に保管解除して利用し、同月内に再度保管はできないため、4月に「保管の予約申請」はできるのか、5月に店舗手続きが必要なのかはキャリアに確認が必要です。また、NTTはオンライン経由で手続きができますが、KDDIも運用について要注意です。

2)格安SIM

毎月の通信費は比較的安く済む。但し、数年単位で「一時帰国しない」「日本に電話しない」限り、価格メリットは限定的。(その期間が長い場合、日本の電話番号の維持が本当に必要か再検討をおすすめします)

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とにかく日本の携帯電話(スマホ)番号を維持したいが、可能な限り出費を安く済ませたい!という方は「格安SIM」ですが、駐夫はあくまで「楽天モバイル」派です。

料金(年)メリットデメリット
Povo(KDDI)
「データ通信」のみのプランではSMSの利用は不可
約500円
※4/1に「使い放題(6時間)(※1)」250円を購入。180日後に再度同じものを購入
・費用を一番安く抑えられる
・海外でSMSの受信は可能(無料)
・一時帰国時はトッピングを足せばすぐ使える
・定期的に購入手続きが必要(有料トッピングの有効期限翌日から180日間購入がない場合、順次利用停止
・海外からのデータ通信は高額(1GB+3日間 760円、3GB+7日間 2,200円)
・海外からの電話は高額(1分140円)
HISモバイル・6,660円
※100MB(※1)未満の場合、月280円
※初期費用3,300円含む(除くと3,360円)
・約9,900円
※1GB(※1)未満の場合、月550円
※初期費用3,300円含む(除くと6,600円)
・海外でSMSの受信は可能(無料)(但し、注釈あり。一部の海外通信事業者との間で、国際SMSを送受信できない場合あり)
・一時帰国時は不足するデータ量を追加可能
・海外からのデータ通信は不可
・海外からの電話は、NTTとソフトバンクの料金が適用されるが詳細不明
日本通信SIM・3,480円
※1GB(※1)、月290円
・海外でSMSの受信は可能(無料)
・一時帰国時は不足するデータ量を追加可能
・海外からのデータ通信は不可
・国際ローミングはマイページで申込必要
・海外からの電話は、NTTの料金が適用されるが詳細不明

※1:日本滞在時に使えるデータ通信。海外からのデータ通信は利用不可もしくは、別途プランの追加が必要

海外から利用できるキャリア

料金(年)メリットデメリット
楽天モバイル・12,936円
※国内3GB、海外2GB、月1,078円
「Rakuten Link」アプリ経由であれば、海外からでも日本の固定電話、携帯電話へ無料で通話可能(※1)

・楽天市場、楽天カードで貯まったポイントを支払いに使える
・2GBまで海外でデータ通信が可能。現地通信会社契約前に重宝
・海外でSMSの受信は可能(無料)
・一時帰国時にデータ量の追加などの対応が不要(3GBを超えた場合、手続きなしに20GBまで月1,980円)
・格安SIMと比べて金額が高い

※Y!mobile(ワイモバイル)の「海外パケットし放題」などは金額が高いため記載なし

※1:海外から日本のフリーダイヤルには、接続できません。(0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話については、無料通話の対象外。対象外番号は、一覧から確認可能。アプリ未使用時は30秒22円

海外赴任中に携帯電話番号を維持する際の注意点

※「SIM」「SIMカード」「eSIM」などの専門用語の説明は下部に記載あり

お持ちのスマホ1台で日本のキャリア、海外現地のキャリアを使えるようにするためには、日本で購入・使用していたiPhone・Androidスマホを、航前の日本で必ずSIMフリー」にしておく(SIMフリーにしない場合、現地で新しくスマホを購入することになる)

海外通信会社は「eSIM」にできない可能性があるため、必ず日本の通信会社は「eSIM」にしておく(海外現地は物理型ICチップの「SIMカード」)

 

ご参考:用語説明

SIMスマホやタブレットでデータ通信・通話を行うために必要な、固有のIDなどが記録されたICカード。SIMカード(製品に挿入する物理カード型)eSIM(Webで申し込めるスマホ内蔵型。一部機種で対応不可)がある
SIMフリーどの通信会社のSIMカードでも使える状態。海外現地のSIMやeSIMを使えるため、通信費を節約できたり、現地キャリアの高速通信プランに加入できたりする
SIMロック/キャリアロック特定キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)でしか使えないよう制限されている状態
デュアルSIMスマホ1台に2つのSIMを挿入する方法。スマホ1台で2つの回線を使い分けできる。例えば、海外現地をSIM、日本のキャリアをeSIMにすると便利

 

自分のスマホが「SIMフリー」かどうかの確認方法

iPhone

  • 設定 → 一般 → 情報 → 「SIMロック」の項目が「SIMロックなし」ならOK

Android(例:Galaxy、Pixel)

  • 設定 → 端末情報 → SIMステータス/ネットワーク設定 → 「SIMロックの状態」で確認
  • またはキャリアのマイページでも確認可能

 

SIMロック解除の条件とタイミング

※2021年8月27日(金曜)以降に新たに発売される機種は、SIMロック解除が不要のケースあり

※店舗・オンラインともにSIMロック解除の手数料は無料

NTTドコモ:購入日から100日経過後か、一括購入なら即日解除可能

au:購入から101日経過後、または端末代金支払い完了で即解除可能

ソフトバンク:購入から101日経過後、または端末代金完済後

・楽天モバイル:最初からSIMフリー

 

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