アメリカに来て、乾燥が強いと感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、アメリカに来て、どの保湿剤・保湿薬を購入すれば良いかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私の子どもが1歳から2歳の時に、病院でおススメされた保湿剤・保湿薬を実際に使ってみての感想をご紹介します。また、この保湿剤・保湿薬については、大人の私も同様に勧められています。商品の利用については、必要に応じて、皮膚科医の診察も受けてご検討ください。
病院からのおススメの保湿剤・保湿薬
日本で子ども向けの保湿剤・保湿薬として「ヒルドイド(ローション)」「ヘパリン類似物質(スプレー液)」をもらっていました。どちらもローションやスプレーだったため、アメリカの乾燥に負けてしまい、子どもの乾燥が悪化して、かゆみが強くなっている状況でした。
Cetaphill/セタフィル
Moisturizing Cream
肌タイプ: 乾燥肌から超乾燥肌
リッチなクリームは、48 時間保湿し、肌の水分バリアを完全に回復することが臨床的に証明されています。
敏感肌の回復力を高めるために、皮膚科医が推奨するナイアシンアミド(ビタミンB3)、パンテノール(ビタミンB5)、保湿グリセリンのブレンドで特別に配合されています。
3 日間で皮膚バリアが大幅に改善され、1 週間で完全に回復します。
使用者の 97% が、時間が経つにつれて肌の潤いが増したように感じると報告しています。
皮膚科医によるテスト済みで、敏感肌に優しいことが臨床的に証明されています。
引用:Cetaphill
我が家では春から夏にかけて利用している保湿剤・保湿薬が「Cetaphill」です。比較的さらっとしているので、あまりべた付かず汗をかいても気にならない(ドロドロにならない)ため、「春・夏」用として使っています。また、Costcoで大容量サイズが2個入りで約22ドルで売られており、それよりも安くなるセール時になるべく購入しています。
Vanicream/バニクリーム
正常な水分レベルを回復し、維持するのに役立ちます。赤くなったり、炎症を起こしたり、ひび割れたり、かゆみのある肌を落ち着かせます。アトピー性皮膚炎 (湿疹)、乾癬、魚鱗癬、冬のかゆみを伴う乾燥肌に最適な保湿処方です。
引用:Vanicream
秋から冬は、しっかりと保湿したいため「Vanicream」を使っています。アメリカの病院の先生も「Vanicream」を使っているというお話でした。
但し、「Cetaphill」よりも少し高く、大容量サイズ1個で約17ドルです。Costcoでは売られておらず、CVSなどの薬局やTargetなどで購入ができます。
皮膚科医のおススメマーク
全米湿疹協会 公開日: 2023年4月3日/最終更新日: 2023年8月18日
NEA は、湿疹や敏感肌の人が適切なパーソナルケア製品を見つけやすくするために、2008 年に初めて承認シールを作成しました。それ以来、湿疹、成分、処方に関する新しい科学が生まれるにつれて、承認シールは進化し続けています。
製品がこの認証を取得するには、当社の科学監督委員会(一流の皮膚科医、アレルギー専門医、湿疹の専門家で構成される委員会)が定めた厳格な基準を満たし、感度、刺激性、毒性のテスト、および成分と配合データの審査を受ける必要があります。
このマークはNational Eczema Association(全米湿疹協会)のお墨付きマークです。病院でも「Cetaphill」でマーク付きがあると紹介されたのですが、CVSなどの薬局やセーフウェイ、ウォルマート、TargetやCostco、Amazonでは見つけられず、「Cetaphill」についてはこのマークがない商品を使っています。上記の「Vanicream」や以下の「CeraVe」はこのマークがあります。
Costcoで買える全米湿疹協会お墨付きの保湿剤・保湿薬
CeraVe/セラヴィ
CeraVe モイスチャライジング クリームは、肌の水分を閉じ込めて肌の保護バリアを維持する 3 つの必須セラミドを配合した、リッチでべたつかず、素早く肌に吸収される保湿クリームです。
用途: 普通肌から乾燥肌
次のことに役立ちます: 水分補給
引用:CeraVe
「Vanicream」が高いため、National Eczema Association(全米湿疹協会)のお墨付きマークも付いている「CeraVe」を買うこともあります。
値段は、Costcoで2個で約25ドルのため、こちらもセール時に買うようにしています。
「CeraVe」は「Vanicream」に近い保湿性がある商品です。そのため、秋・冬時期に利用していますが、より強い保湿性を求める場合「Vanicream」がおススメです。
湿疹がひどい場合の薬
子どもの湿疹がひどかったため、以前はアメリカの病院で処方箋ありの「Eczema(湿疹)」用の薬(Hydrocortisone Cream USP, 2.5%)を使っていました。
現在は、症状の緩和が見られていることから、病院からのアドバイスで処方箋なしのCVSのPB(プライベートブランド)商品「Hydrocortisone Cream 1%」を使っています。「1%」は処方箋なしで買える「Eczema(湿疹)」用の薬としては一番強い薬と聞きました。
CVS Health 最大強度コルチゾン インテンス ヒーリング 抗かゆみクリームは、環境や家庭内の皮膚刺激物質によって起こるかゆみ、腫れ、赤みを和らげるのに役立ちます。かゆみ止め有効成分のヒドロコルチゾンに加え、このクリームには抗酸化物質とカモミールが含まれており、肌を落ち着かせて治癒を早めます。敏感肌にも安全で、ビタミン A、C、E が含まれているため、CVS Health 最大強度コルチゾン インテンス ヒーリング 抗かゆみクリームを塗ると、乾燥してかゆみのある部分に効果があります。ヒドロコルチゾンは、湿疹、乾癬、発疹、虫刺され、ウルシやツタウルシによる炎症に効果的な緩和効果があり、化粧品や洗剤によって炎症を起こした肌にも塗ることができます。CVS Health 最大強度コルチゾン インテンス ヒーリング 抗かゆみクリームで治癒を早め、同時に肌に潤いを与えましょう。
引用:CVS