アメリカに来て、日本(円)からアメリカ(ドル)にお金を送金(海外送金)する方法を探していらっしゃる方もいるのではないでしょうか。僕は、アメリカで証券口座を開設して、その後、円をドルに替えたく、海外送金の方法を探していました。
海外送金の候補として銀行も選択肢に入ってきますが、銀行の場合、SWIFT(スウィフト/ Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)と呼ばれる銀行間のネットワークを活用して他国へ送金を行うため、中継銀行を介した分だけ手数料や時間がかかってしまう点が課題となってしまいます。(中継銀行手数料の目安としては、日本円:1,000円~3,000円程度)
自分なりに調べてみた結果、「安い手数料で海外送金が行える」おすすめの2つの方法にたどり着きました。ちなみに、どちらも英語ではなく日本語で登録から送金までできます。
安い手数料で海外送金ができるおススメの2つの方法
本社 | 設立 | 日本での開始 | 全世界の利用者数 | アプリの提供 | |
1. Revolut(レボリュート) (※1) | 英国 | 2015年 | 2020年 | 4,500万以上 | 有 |
2. Wise(ワイズ) (※2) | 英国 | 2011年 | 2016年 | 1,600万以上 | 有 |
※2:https://wise.com/jp/blog/revolut-wise-comparison
その中でも手数料が一番安いのはRevolut(※条件次第)のようです。
Revolutを海外送金で利用する場合の注意点は、「(海外渡航前の)マイナンバー返納前に登録手続きを完了させる」必要があります。
僕はマイナンバーを返納してからアメリカに来てしまったため、海外からアカウントをつくれても、海外送金に必要なマイナンバーがなく利用できませんでした。
そのため、海外送金でRevolutが使えずWiseを利用することになりました。但し、結論としてはWiseで全く問題ありません。
海外からもアカウント開設ができ、マイナンバーも必要ありません。(但し、日本の免許証は必要です)
日本語でも利用ができ、手数料(※条件次第)の点でRevolutに劣る以外は特に問題なく利用しています。
手数料の比較(50万円の海外送金の場合)
Revolutの場合、スタンダード(月額無料)、プレミアム(980円)、メタル(月額1,980円)の3パターンがありますがここでは、スタンダードと比較しています。
月額費用 | 送金手数料 | 為替手数料(NY市場の営業時間内)(※4) | 為替手数料(NY市場の営業時間内)(※4) | 中継銀行/受取銀行 手数料(※5) | |
Revolutスタンダード | 無料 | 無料 | ・月の取引額75万円まで無料 ・月の取引額75万円以上は0.5% | ・(月額取引75万円以下)1% ・(月額取引75万円以上)1.5% | 発生する場合、送金実行前にアプリで通知あり |
Wise | 無料 | 3,245円(※3) | 無料 | 無料 | 無料 |
※4:為替市場の営業時間外とは、ニューヨーク時間の金曜日17時から日曜日の18時までの時間
※5:中継銀行手数料の目安としては、日本円:1,000円~3,000円程度
補足ですが、「為替手数料」はプレミアム、メタルもニューヨークの為替営業時間内であれば金額の条件なしに無料で、営業時間外の場合はスタンダード(月額取引75万円以下)と同様に1%となります。
RevolutとWiseそれぞれのメリット
株式の売買をしている場合、月に75万円以上の海外送金をする場合もあるし、ニューヨークの営業時間外である週末に海外送金したい場合もあるので、個人的にはWiseでも問題ありませんでした
Wiseの登録方法(お得なキャンペーン)
WiseのキャンペーンURLから登録して海外送金すると、登録者(最大3名まで)は「最大$600までの送金に使える手数料無料クーポン」をゲットできます。
既に海外送金金額は数百万円で、円安の影響も受けていた時期のため(一時160円)、このようなキャンペーンを使える側になりたかったし、しっかり調べてうまくお得に活用できるようになりたいと反省する日々です。。。